メディア表現を活用した体験型学習のデザインー「イアマスこどもだいがく2024」
IAMASでは、芸術や科学といった領域を越えた新しい「もの」や「こと」を創造する研究、教育を行っている。この理念を小学生向けに展開し、いわゆる図画工作や科学実験といった枠組みを超えた思想や発想の育成を目指して、2017年から大垣市と連携してユニークなワークショップを展開している。今年はインターネットをはじめとした多様なネットワークのあり方を体感するワークショップ「もしもしワールド ?糸でんわから考える通信コミュニケーション?」を企画、運営した。
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連携先
大垣市情報企画課
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連携期間
2024.04 - 2024.08
プロセス
2016年に大垣市情報企画課より、子ども向けIT教育についてIAMASへの協力依頼があったことが本連携を企画する契機となった。大垣市との打ち合わせをもとに、前年度講座の成果や課題を踏まえながら本学のプロジェクト研究を子ども向けに展開した。また、広報物の制作等も本学が担当した。
受け入れ研究
昨年度から引き続き、博士前期課程プロジェクト演習「Collaborative Design Research Project」(担当教員:鈴木宣也教授、赤羽亨教授)の一環として、ワークショップの企画立案、運営、広報を行った。
今年度の企画「もしもしワールド」は、糸電話を使って通信の仕組みを学ぶとともに、コミュニケーションについて考えるワークショップである。本ワークショップは小学3?6年生を対象に開催した。企画の発端として、小学生もスマホやインターネットに触れる機会が増えたてきたことが背景にある。今やインフラの一つと言っても過言ではない通信技術の仕組みを知るとともに、メディアを介したコミュニケーションの難しさについて考えることを目的としている。
糸電話を使うことで、対面で直接会話する時とは異なるコミュニケーションを体験した。糸電話はお互いが同時に話すことができない。また、糸で繋がった者同士のみの会話になる。糸電話というメディアを介したメッセージのやり取りによって、メディアの特性に応じた「作法」を体験し、メッセージの送り方?受け取り方を自ら工夫していくことを目指した。
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開催詳細
開催日時:
7月27日 10:30 ~ 12:00 (午前の部)、同日13:00 ~ 16:00 (午後の部)
対象:
大垣市内の小学3年生~6年生
場所:
ソフトピアジャパン?センタービル 12F IAMAS C1202 (大垣市加賀野4丁目1-7)
主催:
大垣市/足彩澳门即时盘_现金体育网¥游戏赌场[IAMAS]
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担当教職員
- 鈴木 宣也
- 赤羽 亨
- 高森 順子
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運営
ワークショップ運営:
小林史佳(M1)
牛尾日莉(M1)
菊田佳恵(M2)
三波蒼菜(M2)
橋本正隆(M2)
協力:
鈴木宣也(IAMAS教授 / 学長)
赤羽 亨(IAMAS教授 / RCICセンター長)
高森順子(RCIC研究員)
写真撮影:
徳保晴人(M2)
映像撮影:
小濱史雄(IAMAS卒業生)
映像編集:
船山哲郎
フライヤーデザイン:
大山千尋(IAMAS卒業生)
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スケジュール
2024.04 ワークショップ詳細打ち合わせ
2024.07 ワークショップ実施
2024.08 アンケート内容の共有および意見交換