2006.2.24

概要

横浜BankARTにて開催されるSOURCE OF LIFE はじまりの水 - IAMAS in Yokohama展のオープニングパーティとして、サウンドを中心に活動するIAMAS卒業生、在校生を集めをサウンド?イベントを開催いたします。

日時:3月17日(金)19:00?22:30
会場:横浜BankART Studio NYK(旧日本郵船倉庫)入場無料

タイムテーブル / 出演者

19:00すずえり
遠い街
フィールドレコーディングとピアノ、ヴォーカルをフィードバックさせながら音響空間を作り出していきます。音と同期して明滅するオブジェとともに、静かで美しい音楽詩を描けたら、と思っています。
19:25鈴木悦久
Kana_n2
この作品は、カナ(五十音)を読み上げることで変化する想像上のゲームの盤面を、マリンバの音によって読み取り、チェスのような遊びをするゲームピースです。(共演:三浦咲)
19:45福島諭
6音のためのコンパス
ハーモニカによって吹かれたフレーズをコンピューターが録音後、ピッチと長さを一定の割合で変化させながら応答していきます。《コンパス》は、この単純な構造から多彩なハーモニーを生み出すことを目的に、音の関係における一つの尺度として位置づけられます。
20:05アンケート?アート
アンケート?アートの「9」
この作品は、アンケート回答のテキストを品詞分解し、品詞の種類で音、品詞の長さでリズムを決めています。白い画面で音と品詞の関係が提示され、黒い画面では実際のテキストから旋律を作り出す変奏曲のようなものを表示します。音楽にテキストを合わせているのではなく、テキストから音楽を作っているわけです。今回のテーマは憲法第9条です。
20:30mimiZ
mimizはフィードバックノイズや生楽器の音をPCに入力し、音響処理を行うセッションユニットだ。PC内で処理された音のみ外部に出力し、その出力音に各々がさらにアプローチを繰り返す。この階層化されたセッション形式では音響構築の過程においての対話性が必然となる。
20:55さかいれいしう & 徳久ウィリアム
めっつぉめっつぅぉ
身体とマイクを使うことをテーマとして行う2声のパフォーマンス。甘いミルキーヴォイスとニガめなノイズ声がトロリと絡みあうように。あなたが生まれる前に、おそらく甘美な世界の中で聴いていたであろう、母胎回帰的音楽を。コクリと一杯いかがでしょう。(PAサポート:☆くん)
21:20The Breadboard Band
第10章「偏向信号発生回路」
原田克彦、斉田一樹、大石彰誠、赤松正行で結成。電子回路を自由に組み立てるためのブレッドボードを用いて音楽を演奏します。電子部品を目で見える形で提示し、回路を直接手で触れて組み替えながら、根源的な最小限の要素によって音楽?映像表現を行っています。
21:45古舘健 + KLOMA
Experimental etude of the moire phenomenon
ほんの数本のサイン波の干渉。そしてそれに同期する単純な映像パターン。聴覚、視覚ともにその爆音の静寂。2003年より行なってきたサウンド?プロジェクションの一つの完成系。ほとんど命がけのラブソングです。